雲仙焼：北九-長崎12

　唐突ですが、実は私、焼き物、結構好きです。作家さんとかも全然知らないし、陶器市とかにもわざわざ出かける訳でも無いけど（この時期、有田でやってた筈だけど興味なし）。でも、出かけた先で、惹かれるビアグラスやお猪口とかコーヒーカップとか、要は嗜好性の高い飲み物を入れる器を見つけると、５千円/個位を目処に買い集めている。中でも磁器より陶器、陶器の中でも余り釉が厚くない物や炻器が好きだ。

　そんな私が観光ガイドで見付け興味を持ったのが雲仙焼。。。。。なになに普賢岳の火山灰を釉として使ってる？興味を惹かれない訳がない！でも一万円から？　　ま、取り合えず、陶房を覘いてみる事にした。

　なになに、お猪口が２千円、安いのも有るじゃん！、、、と思っていると、作家さんの奥さんと思しき方が声をかけてきたので聞いてみると、火山灰を使ったものは、奥に畳の部屋に飾って有るとのこと。。赤ん坊を背負った我々を親切にも抹茶まで出してくれて見せてくれたのが、、、これ。。。

 

これこれ、金箔塗ってんじゃないんだよ！

　お値段はお猪口で２万円以上。。。。でも、正直迷いました。。。どうやったら、こんな金属光沢が焼き物で出せるんだ？！久々にと言うか、感動薄い私が久々に感動の域に達した逸品でした。

　最後に気取っていると言うイメージが有る作家さんとは裏腹に気さくに写真撮影を快く許可して下さった雲仙焼窯元さんに多謝！・・・・・この時28-300しか持って行ってなかったゆえ、もっと明るいレンズを持って行ってればとチト後悔。

コメント 3

形も色もすごく美しいですね。
私も焼き物に興味が数年前までまったくありませんでしたが沖縄に行って「やちむん」を見てから好きになりました。自分で作るのもおもしろいですね。
by (2006-06-02 09:18) 

お人柄が表れてるようです。
by (2006-06-02 21:10) 

こまっちゃんさん
「やちむん」って、初めて聞いたんで調べてみたら、
沖縄で焼き物の事なんですね。
見る限り私の好きなタイプの焼き物です。
こう言う焼き物みたいな静物を上手く撮ってみたいものです。

HAZUMIさん、
そうですね、、こう言うものって、作り手の想いが出ますからね。
by Kajin (2006-06-03 09:24)