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火砕流:北九-長崎11 [石・土・水・地球 Solid-Earth Lan]

 一ヶ月近く引張ってきた北九-長崎シリーズもあと2,3回(って、まだ、やるんか?!)。今回は雲仙普賢岳。ここに関しては、珍しく目的地を写真目的で決めなかった場所。。。純粋に一度見ておきたかったから。。。あの火砕流の跡を。。

 確か平成3年だったかと思う、あの噴火は、火砕流と言う専門用語を一般の人に知らしめただけでなく、地学を専門としている人間にも、リアルタイムの映像としてその生成状況を見せ、改めて地球の脅威を再認識させた災害だった。・・・・・地球は守るものでは無く畏れ敬う存在だと言う事。

 と言う事で、ここの写真は、モノクロ化させてもらった。まぁ、超逆光写真を強引に補正した結果、モノクロの方が良いと思っただけでもあるけど。で、おまけで火砕流で流れた溶岩塊をマクロで。。。これを拾うのに夢中になってたと言う話もあり(笑)

まだ侵食が進んでいないので、火砕流の流れがはっきりと残っている。今は草原になっているが、、、当時は。。。

今なお小規模に噴煙を上げている平成新山。

 火砕流となって流された溶岩塊。たしかデイサイトだったと記憶している。こうやって見ると長石の斑晶がキレイ。


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コメント 3

何年たっても「異形」が変わることがないですね。
先日、雲仙くに行ったので見てきましたが一時の壊滅的な状態とは違いますが「爪痕」は消えていなかったです。
by (2006-05-29 18:00) 

現在の赤ちゃんたちの40年後80年後は
どう変化していくでしょう~
近い将来の、日本、地球の未来予想図、、、、
このような黒い世界でありませんように、
by (2006-05-29 18:55) 

Kajin

こまっちゃんさん、
そうですか?
結構回復早いなと感じたのですが。。
まぁ、何にしても、日本は変動帯の上に有る訳ですから、こう言った災害は他人事では無いと自覚てしてなきゃいけないですね。

HAZUMIさん、
うーん、モノクロにして暗い雰囲気を出したのは、
自然災害の恐ろしさを表現したかっただけで、
日本や地球の未来を暗示している訳ではないので、御安心を。
by Kajin (2006-06-01 07:26) 

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