薄暮の桜 [青の時間 The Time of Blue]
All photos taken with Nikon D700
+ AF-S NIKKOR 28-300mm f3.5-5.6G ED VR
in April 3rd. 2012
これは、本来は“月下の風景”を狙ったのですが、
いかんせん、雲が多く月の光が弱い。。。
で、撮ってみると、“青の時間”になってしまいました。
勿論、WBをいじった訳でなく、Autoです。
あっ、そう言えば、
前記事から、年はともかく撮影日と同じ日付でアップしようと思ったのですが、
撮影日を勘違いしてました。
無駄な試みは止めておきます。
菊池渓谷1 掛幕の滝 [青の時間 The Time of Blue]
D700
with
Ai AF Zoom-Nikkor 24-85mm F2.8-4D(IF)
or
Carl Zeiss Makro Planar-T*2/100
お待ちかね(誰が?・・・)、渓谷です。
桜をはじめとした花は、季節モノなんで、優先して記事にしてきたため、余り季節を選ばないテーマは後回しになってたものです。
で、この菊池渓谷なんですが、割と全国にも名が通った景勝地です。。。有名スポットを苦手とする自分としては、逃げていたのですが、さすがに近くに居て、見た事無いってのは何なので、オフシーズンと思われる、春先に訪れてみました(それでも、ちらほらと観光客は居ましたが)。
さて、そう言う有名観光地ですんで、逃げてるとは言え、それなりの枚数を撮ってきました。ただ、どうまとめるかを、ちょこっと思案中ですので、取りあえず今回は、入口に在る滝、“掛幕の滝”です。。
で、この滝ですが、知っている人は知っての通り(?)、かなり撮り辛い場所に在ります。菊池川に沿って登って来た県道は、渓谷の入口でヘアピンを描きながら、(当たり前だが)橋で菊池川を横断し、阿蘇へと登って行くのですが、、、この滝は、その橋の真下に在るのです。そして滝上も滝下も安全対策で柵を巡らされているため、写真に収めるために、橋の欄干から覗き込んで撮るしかないのです。。。ゆえに似たようなカットのみ。。。昼間にも撮ったのですが、パッとしなかったので、青の時間での脚色となりました。。
夜桜 [青の時間 The Time of Blue]
D700
with
Carl Zeiss Makro Planar-T*2/100 ZF
今回は自分的に割と気に入ってるんで、桜写真の最後まで出し惜しみ(笑)しようと思ってたんだけど、、、何しろ、今年は桜の進行が早い!!この記事と前々記事を撮った3/20時点ではまだ咲き始めだったんだけど、1週間も経たずに、あっという間に満開!散りそうな勢いです、この辺りは。。
で、あわてて昨日3/27の朝に、出勤途中、遅刻しそうになりながら撮りに行ったけど、、慌てて撮ってるんで、いま三つ位の出来。。そしてこの週末は天気がいま一つ。。。と言うわけで、もしかするとこれが今年最後の桜写真かもという事で、、、これを記事に致しました。
渓谷の撮影を終え、日も落ちて、すっかり暗くなった中、駐車場に戻る途中、見上げると、上の方に白い塊。。。ほとんど勘に近い状態でピンを合わせて撮った結果がこれです。。人工光源がほとんど無いので、見事な“青の時間”となりました。
ブルー [青の時間 The Time of Blue]
D700
with
Carl Zeiss Makro Planar-T*2/100 ZF
先日、葬式に行ってきた。。。。。
会社の先輩と言うか、、、直接の上下関係ではないが、組織上は上司に相当する人が脳梗塞で倒れ、手当の甲斐無く、5日後に亡くなった。
そして今、この記事は、2年程前に書きかけて下書きのまま止めていた記事を掘り起こして書き直している。その時は、組織は異なるが、一緒に仕事をしていた後輩が、心筋梗塞⇒脳梗塞で亡くなった。まだ30代の若さで。。
自分は、どちらかと言うと感動薄い人間だ。感性で勝負が決まる写真を趣味としていながら。。。。
それゆえ、それまで出席した葬式で、泣いた事など一度も無かった。祖父や伯母などの肉親も含めて。。でも、この時は、、涙が止まらなかった。。。歳のせいで涙腺が緩んできたのか、、、それとも、家族ぐるみで付き合いの有った奥さんの涙につられてか、、、はたまた、自分がそうなった事を想像してなのか。。。。
さて、本題の今回亡くなった先輩だが、、、思えばこの先輩には、振り返ると随分お世話になったと言うか迷惑をかけた。自分がまだ入社4,5年位のちょっと仕事を覚えてきた頃、F/S調査で、とある国に出張した時、この先輩は駐在員としてその国に居た。もともと同じ専門なのだが、先輩は会社の事情でその専門は僅かしか経験しておらず、それに関しては当時の自分の方がキャリアが長くなっていた頃。慣れない海外で、四苦八苦していた自分を見かねて、アドバイスをしてくれたのだが、上述のように専門に関しては自分の方が上と言う、誤った感覚に陥っていたので、素直に聞くどころか、反抗したのだろう、、、一緒に行った専門の異なる別の先輩に怒られた覚えがある。。・・・・・ちなみに、その先輩は、今回亡くなった先輩と自分のちょうど間位の年齢だったが、その数年後、別の海外で心筋梗塞で亡くなっている・・・・
今思い帰すと、先輩のアドバイスが十分理に適った方法で、その後別の所で取り入れてやっている。そして、それからン年、冒頭のような関係になった今、またも素直でなく反発していたような気がする。。そんな折、自分が態度を改める事もないまま、先輩は逝ってしまった。
そして、今回の葬儀、自分は泣いたであろうか。。。。結論は、最後の喪主(奥さん)の挨拶の時だけ、ハンカチを必要としたが、直ぐに出棺したため、2年前のように涙が止まらないと言う程では無かった。
ただ、やはり、気持ちは、、、、未だ、ブルーなままである。
ちなみに写真は、今回の記事に合わせて見繕った訳では無い。前記事の帰り道に撮ったもので、既にアップの準備をしていたものである。青の時間の写真は、単にきれいで幻想的なので気に入って撮ってたテーマであるが、、、思えば、薄暮の時間と言うのは、不安を誘う時間でもあったのだという事に改めて気付かされた訳である。
青の時間 [青の時間 The Time of Blue]
D700
with
Ai AF Zoom-Nikkor 24-85mm F2.8-4D(IF)(1枚目)
or
Carl Zeiss Planar T*1.4/50 ZF (2枚目)
年末に撮った写真が少し残っていました。
タイトルはマイカテゴリーにもしている「青の時間」。これは2006年頃のマイブーム。。。
薄暮の時間、色温度が低いので青っぽい画像になるのが面白くて、超低速シャッターで撮っていましたが、そこはD700、三脚無しでそれなりに撮れるのです。。
青の時間 [青の時間 The Time of Blue]
実は所属しているローカルな写真クラブが、昨日14日より写真展を開催している。。。まぁ、そんな訳で、私も半切を4枚程出品している。。いや何、非常にローカルな場所での開催なので、ブログ上で宣伝しようと言う気は余り無いのだけど、今回は、ここ(ブログ)でカテゴリーにしている「青の時間」を共通タイトルとして出品したので、この説明と出品作4点を紹介したい。
青の時間とは、、、・・・以前に説明したかもしれないけど、本人を始め誰も覚えていないと思うので、改めて・・・、 いわゆる薄明時を勝手に命名したものです。太陽が昇る前、沈んだ後の時間にやや長時間露光をかけると青っぽくなる事からです。。。Sunrise&Sunsetをメインテーマとしてきた私にとっては、その延長であり、今一番お気にのテーマです。
2004/1/1 PM2:00頃 アイスランド共和国 ゲイシール
CONTAX Nx + Carl Zeiss Vario-Sonnar 3.5-5.6/28-80 + FujiFilm PROVIA400F
実は、1枚目からなんですが、この写真、確かに青いのですが、、実は上記の定義からするとニセモノ。。。黒夜に近く、11時半位~16時位と昼間は5時間を切っているのですが、それでも一応昼間。。。青い原因はほとんど雪のせいでしょうが、もしかしたら、低い角度の太陽ですから、山並みに沈んでいたのかもしれません。
2005年1月30日 AM6:20 東京都あきる野市
Nikon D70 + Ai AF Zoom Nikkor 24~85mm F2.8~4D(IF) (48mm f5.6 4sec ±0.0)
この辺が青の時間を意識した最初かも。。。
2006年3月25日 AM5:12 千葉県南房総市白浜 野島崎灯台
Nikon D70 + TAMRON AF28-300mm Ultra Zoom XRF/3.5-6.3 LD Aspherical [IF] MACRO (28mm f3.5 1.5sec ±0.0)
これと下の写真は、このブログで既に紹介済みなので、説明は省略します。
2006年4月9日 PM6:34 東京都あきる野市
Nikon D200 + Ai AF Zoom Nikkor ED 18~35mm F3.5~4.5D(IF) (18mm f8 14sec +1.0)
棚田:北九-長崎その9 [青の時間 The Time of Blue]
この日は、ホンとは夕陽を撮るつもりだった。昼間、まぁ、そこそこ晴れていたし、、、で、期待していたのだが、、、無情にも太陽はかなりの輝度を保ったまま厚い雲の中に消えてしまった。。。。
で、少し時間が空いたので、観光地図に有った棚田展望台に行ってみることにした。。。結果、、まぁ、いかにも展望台。構図なんて限られたもの。。。とは言え、飯の時間までに宿に戻らなければ(相変わらず食い気優先:笑)ならないので、場所も変えず取りあえず撮って来たのがこれ。。。若干「青の時間」だった事が救いでした。
芝桜 [青の時間 The Time of Blue]
発端は「イチゴ狩りに行きたい!」って事でした。で、そう思ったのは、観光地に属する地元のマップルマガジンを見ていての事。地元である広義の奥多摩のマップルは、隣接の秩父とセットで、彼の地は、隠れた?果樹園地帯。でも、イチゴ狩りだけでは物足りない。。。。そうだあそこには、関東では珍しい芝桜公園が有った筈。。。。と言う事で、イチゴ&芝桜ツアーに出かけることになった訳である。。。。
ところでこの芝桜公園であるが、咲く時期にはかなりメチャ混み、と言う事を聞き及んでいたので、早朝狙い易いように、十二分に日帰り圏内だけど、泊りがけで行く事にし、宿を当たってみると、結構一杯なのだよね、土曜の夜は。。で、取れたのが4/15.。。。。そうこの段階では、芝桜は満開でないことは予想してたんだけどね。。。。結果は、公称5分咲き(3分位にしか見えないけど)。
満開でない芝桜公園はショボイ!! と言う事にここでやっと気付きました。イメージしてたのは、去年道東に行った時に立ち寄った藻琴の芝桜公園(http://punt.sakura.ne.jp/Domestic/Doto05.htm)。。。これに比べると満開でも負けてるんだけどね。。なので、最近はまっている青の時間に撮って見たのだけど、曇り空故、、、こんなもんかなぁ。。。。
でも、公園そのものより途中の道路脇にちょこっと植えてた方がキレイだった。
光厳寺の春 再び [青の時間 The Time of Blue]
前日の龍珠院での自分なりの成功に味をしめ、月の薄暮の桜を狙って再び光厳寺に向かった。内心、前日の朝、全然咲いていなかった大山桜が土日の暖かさで咲いている事を期待して。。。何しろ翌日からの天気予報は、1週間太陽が顔を見せないものなので。
で、結果はまだまだ2分咲き程度。。。。もう来年に期待するしかあるまい。なので、普通のソメイヨシノですが。。。。でも、1枚目は一応その大桜。
【Nikon D200 + Ai AF Zoom Nikkor ED 18~35mm F3.5~4.5D(IF)】